よく聞かれるのが、 |
白髪を隠すため染めるのが白髪染めで、明るく染めるのがオシャレ染めと考えるのが一般的ですか? でも、白髪で言えば、白い毛を見えなくするのが「白髪染め」、白い毛をオシャレのために染めるなら「オシャレ染め」とも言えますね。欧米と違い、日本では白髪を隠すのがカラーの目的でしたが、以前、明るめのカラーが流行した70年代に「オシャレ染め」と言われ始めたと記憶しています。薬剤の基本は同じなのですが。ここでは理・美容室、雑誌などで良く聞いたり、見たりするカラーに関してです。 |
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ヘアカラー(ヘアダイ)
「酸化染毛剤」といい、2つの薬剤を混合して塗布するタイプ。美容室専用やホームカラーの多くは「アルカリ性酸化染毛剤」と呼ばれ、髪のメラニン色素を希望色よりも明るめに脱色してから希望色を入れていきます。髪の内部で染料が大きくなるので色持ちが良くなりますがこの時、残念ながら毛の中のシスチンも切断するので髪にダメージを与えます(これ、悲しいかなパーマと違って元には戻りません)。しかし、明るめのカラーや白髪染めは基本的にこの薬剤を使用しないと染まりません。
また『酸性(中性、弱アルカリ)カラー』と言われるのも同じ種類です。「酸性カラーは傷まない」と言いますが、アルカリ性酸化染毛剤よりも脱色作用が低い(明るく出来ない)ので比較的ダメージが少ないと考えて下さい。
カラーでのかぶれは、染料に対してのアレルギー反応です。革製品・花粉症等でのアレルギーを持っている方、うるしかぶれの方は半数に可能性、化粧品(紫外線吸収剤・スルファミン系の薬剤やパラアミノ安息香酸)などでアレルギーをおこす方はかぶれがひどく治りにくいと言われ、蕁麻疹の出やすい方もかぶれやすく、頭皮に傷などある場合もかぶれの原因にもなります。ですから「酸性カラーはアレルギーを起こさない」と言うのは間違いです。始めて行かれる美容室でこのような説明がなければご注意ください。
美容室では、この酸化染毛剤が大半です。この酸化染毛剤から地肌・毛髪ダメージを最少限度にしようとすれば他にも色々ありますが、カラー後のpHコントロールも大切です。
pHコントロール(アシッドバランス、アシッドコントロールetc)とは
- カラーリング直後、アルカリ性に傾いている地肌・毛髪を微酸性側に戻す中和作用
- 膨潤軟化している髪を引き締め、毛髪内部にとどまっているカラー色素の流失を防ぐ収斂作用
- カラーリング後も数日残留する過酸化水素から発生する酸素による毛髪ダメージ・色素漂白を停止させる作用
カラーダメージはその場は気にならなくても後々パサツキなどのトラブルが現れて来ますのでカラーリング直後のpH コントロールは必要です。美容室・ホームカラーでダメージヘアになるのは、この事が出来ていないのが一番の原因です。果たしてどれだけの美容室がちゃんとパーマ同様pHコントロールを施術しているでしょう?
アフターケアは『水』から表示してるシャンプー剤・トリートメントの中から良く考えてセレクトされるとダメージは減らせます。
またカラーチャート・写真・雑誌・メーカーのカラーテクニックなどは参考程度と考えるのが妥当でしょう。
金属性染料
植物成分に金属成分を反応させて発色させるもの(ヘナも同じ作用)で、「オハグロ式」とも呼ばれます。色は真っ黒ですし成分上髪の手触りが悪くなったり、パーマがかからなかったり、断毛する場合もありますのでパーマや明るめのカラーを御希望の方には全く不向きです。今でも「かぶれない白髪染め」でドラッグストアーの片隅で見かける商品です。
ヘアマニキュア
キューティクルの隙間やダメージ部分に浸透していき、コーティングするので明るくはなりません。成分的に水に溶けないアルコールが配合されている(ドライヘアーになりやすい)のと、法定色素(発ガン性疑いがあるかもしれない)等の問題もありますので全くダメージはないとは言えませんが、枝毛・切れ毛・紫外線防止などに効果的と思います。御自宅で使用の場合は、頭皮に付着させない・シャンプー時に目などに入らないように注意してください。
カラースプレー
アルコールや粘着性のある樹脂で顔料を髪にコーティングしているだけですからシャンプーでとれますが長時間使用すると、ヘアスプレー同様アルコールダメージ等でパサツクことがあります。
ヘナ
『植物性』『自然派』でブームになりました。しかし、純粋なヘナでも1万人に5〜7人にアレルギー反応の可能性(植物アレルギー)はありますし、ブラック・レッド・ブラウンヘナ等色の入るヘナにはカラーでのアレルギー反応をおこす色素や脱色剤が配合されているのが大半です。又原料となるローソニア(ユーカリ科)そのものには、以前から神経毒性の疑いがあるかもしれないと言われてますし、2001年ヨーロッパ(SCCNEP)で発ガン性の疑いがあるかもしれないとの報告もあります(この世の中、全ての方に100%安全・安心な物はあり得ませんが)。ですから「植物性だからヘアカラーより安心」「植物性だから傷まない」「植物性だからカブレない」等と宣伝するのは如何なものでしょうか。またダメージヘアにヘナをトリートメントとして使用した時、ダメージを増やす場合もあります。
尚、一部に添加剤として厚生労働省から認可はおりていますが、大半はかつら用染毛剤として『雑貨』として輸入されています。何かトラブルがあれば全責任は個人叉は美容室になります。メーカー製品などを使用するなら問題はないと思います
ホームカラー
個人的には、美容師が何も考えずに施術する美容室専用とホームカラーでの差はあまりないと思っています。使用される時は頭皮などに、傷があればアレルギー反応の可能性がありますのでなさらない事をお勧めします。またホームカラーをなさる前日のシャンプーもなさらない事もお勧めします。シャンプーする時は、目や口などに付着してしまうと、体内に吸収される可能性がありますので注意してください。pHコントロールがちゃんと出来たら、ダメージを少なくできます






