シャンプートリートメントスタイルチェックQ&A
シャンプー

基本的に、素肌と頭皮は同じものですので、毎日洗顔するのと同じようにシャンプーも毎日するのがベストですが、一方でシャンプーの繰り返しによってヘアコンディションが悪くなることがあります。また間違ったシャンプー方法やタオルドライなどでの乱暴な髪の扱いでキューティクルダメージもひどくなる場合があります。頭皮をしっかり洗いながら髪のコンディションを損なわないようにするシャンプーセレクトは、なかなか難しいのですが、ここでは一番シャンプーで大切な洗浄成分をまとめています。

通常シャンプーの場合、後ろに小さく水も含めて配合量の多い順から表示しています。まず最初に「水」次に「主剤の洗浄成分」という順序になる場合がほとんどで、後ろの表示ほど配合量が少なくなりますが、1%以下ではどの順序で表示してもよいことになっています。「○○配合」でもどれ位配合されているか見当をつけることは難しいところです。流行りの天然素材・保湿剤・アミノ酸・○○エキスなどが記入されていてもほとんど入っていないかも知れませんね。

なお、「水」から表示していないシャンプー(トリートメントetc.)は全配合成分チェックが出来ませんので使用及び販売、お薦めはしていません。


髪質別シャンプーの選び方

アミノ酸系/両性活性剤
せっけん系
高級アルコール系/石油系


アミノ酸系・両性界面活性剤
アミノ酸系
(1)
ラウロイルメチルアラニンNa
生分解性・低刺激性・少量での洗浄力・泡立ちともナンバー1ですが、コストが高いせいか通常は補助剤で使用してます。全成分チェックで主成分として配合して納得出来る製品は今のところ1社しか知りません。
(2)
ココイルグルタミン酸TEA
ラウロイルグルタミン酸Na
生分解性・低刺激性はいいのですが、洗浄力・泡立ちが悪いため、高級アルコール系や増泡剤(コカミドDEA)を混合配合している製品を多く見受けます。単品ではコンディショニング効果もいいのですが、カユミがでやすいため他の薬剤との配合が必要になります。
(3)
ココイルサルコシンNa
ラウロイルサルコシンNa
ヤシ油脂肪酸タウリンナトリウム
低刺激性の代表と言われますが、アミノ酸系では(1)>(2)>(3)の順序になると思います。またアミノ酸系では比較的安い洗浄剤です。タウリンも広い意味でアミノ酸に含まれますのでこのグループと同じで良いと思います。
両性活性剤

コカミドプロピルベタイン
ココアンホ酢酸Na
ラウリミノジプロピオン酸Na
○○イミダゾリニウムベタイン

低刺激なのでベビーシャンプーによく配合されています。ここ最近注目されてる低刺激性の素材です



高級アルコール系・石油系
高級アルコール系

ポリオキシエチレン(POE)ラウリルエーテル硫酸塩(Na) 
アルキル硫酸塩   硫酸塩ラウレス(-7.-5)硫酸Na
スルホコハク酸ラウレス2Na(刺激は弱い洗浄剤) 

弱酸性・植物系・アミノ酸配合・髪にやさしいetcとか書いていても高級アルコール系ですのでカラー退色が早いのと脱脂力がやや強めですので皮膚につっぱり感が出やすいのでカラーヘア・パーマヘア・敏感肌の方は避けた方が良いと思いますが、一番の問題は、手触り感を良くするのにコーティング剤を多量に配合してる製品が多いことです。確かにサラサラ・シットリしますが髪全体をコーティングしますのでアミノ酸・PPT・タンパク質などをはじいてしまうためトリートメントなどしても効果が悪くなる時があります。

また美容室でパーマ・カラー後、髪がパサパサになったと聞きますが(サロンの技術もありますが)コーティング剤が剥がれ落ちて本来の髪の状態に戻ったとも考えられます。またこれらが毛穴をつまらせる可能性も考えられます。


石油系

ポリエキシンエチレンノニルフェニルエーテル
(表示名称ノノキシノール○○) 
オレフィン(C-14-16)スルホン酸Na  

石油系の代表はせっけん派の方がターゲットにするアルキルベンゼンスルホン酸ですが、脱脂力が強く皮膚刺激も強いのでシャンプーには現在使用されていません。洗濯洗剤の一部には使用されていますが、食器洗剤としても最近は使用しなくなってきています。一時偕奇形性や肝臓障害が話題になりましたが今では否定されています。

ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルは環境ホルモン関連で敬遠傾向にありますので、メーカーでは代替品の開発が進んでいますので今後は減少すると思います。

オレフィン(C-14-16)スルホン酸Naは高級アルコール系より刺激は弱いと言われていて、安価な業務用などで良く見受けます。専門家の論議は別にしてこのような事柄で石油系には消費者に根強い不安感があります。シャンプーでは石油系以外に良い素材がありますので、石油系はあまりお勧めはできませんネ



せっけん系
せっけん系

ラウリン酸ナトリウム(Na)
ミリスチン酸K
オレイン酸Na
ラウレス-3酢酸Na

健康指向・自然派・魚毒性など合成洗剤を避けられる方がよく使用されます。脱脂力が強い・せっけんカス(脂肪酸塩類)が残る・アルカリ性(若干弱酸性もあります)を考えますと、パーマ・カラーの薬剤反応による切毛・断毛のおそれ・カラー退色が早い等がありますので美容室では使用できません。

低刺激性を強調される方もいられますが、総合的にはアミノ酸系と高級アルコール系のラウレス◯◯の中間くらいではないでしょうか。安全性データでは、細胞毒性は低いという長所があります(アミノ酸系も低い)が皮膚浸透性が強いという短所もあります。



ソウサリート推奨 シャンプー方法
1 地肌から髪をよく濡らしてください。大体これで普通の汚れの半分位はお湯で落ちます
2 シャンプー剤を「少量」手にとり泡立てて、充分濡れてる髪に揉み込みながら泡立ててください
3 地肌を指の腹で擦る感じで洗ってください、カユミがあってもゴシゴシ洗ったり、爪を立てて洗うのは厳禁です!これが大切で髪は泡を揉むような感じで軽く洗ってください。シャンプーは髪を洗うのではなく地肌を洗うものです
4 地肌に残るとカユミの可能性があるので、地肌からしっかりすすいでください
5 トリートメントなどは、地肌に残るとカユミ・炎症の原因になる可能性があるので、髪の中間〜毛先部分のみに使用してください。本当はチェンジリンスと言ってトリートメントをした後、下を向いてやや熱めのお湯を洗面器などで受け止めて、髪を浸しながら手で洗面器のお湯を数回かけると(製品的には限られますが)髪全体にいきわたります。
6 タオルドライはホットタオルで地肌から優しく水分を拭き取り、毛先はこすらずに挟んでパンパンと叩く感じで。この方法なら髪への摩擦を少なく出来ます。また頭皮が硬い人は少し時間をおいて地肌をあたためてから育毛剤を使用することをお薦めします。


詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る